H24年春季 関西学生卓球リーグ戦    男女揃って 3位入賞!

 



3位入賞を喜ぶ男女全部員

 

H24年春季 関西学生卓球リーグ戦の報告(男子の部)




                                                                      女子の部へ



                                                                        関西学院大学卓球部 男子監督 田中 亨

 


男子ベンチ入りメンバー(ひょうきん族)
(上野康治・滝川高出身4回生、横山敬征・関学高等部出身4回生、小澤吉史・東山高出身3回生、江川富加・滝川高出身3回生、
仲田凌・龍谷大平安高出身2回生、増田庸一郎・東山高出身2回生、黒羽直也・東山高出身2回生、和田卓也・遊学館高出身2回生、
江戸伊吹・松山北高出身2回生、久野徳大・東山高出身1回生、宇仁田雅雄・高田高出身1回生、奥山慎也・大阪桐蔭高出身1回生)



「全般的なコメント」

 

「熱い試合」を合言葉に迎えたこのリーグ戦は優勝した近大、準優勝の立命館との対戦であと一歩のところまで追い詰めましたが、
点数以上の分厚い壁を乗り越えられず、更なる技術面、精神面の強化が必要と痛感しました。
又他校とは総力戦で勝利はしたものの勝敗は紙一重で反省の多いリーグ戦でした。今回のリーグ戦を振り返ると、良かった点は
下級生特に新入生の活躍とダブルスが練習強化の成果を出した事です。反面上位校との対戦で勝負の分かれ目である重要な
ゲームで詰めの甘さから大接戦を制する事が出来なかった事です。各試合内容は次の通りです。

 

「各試合のコメント」
  大経法大戦(4-3)
相手の2枚看板に2点先取され厳しい状況の中、3番に出た新人の久野がプレッシャーを押しのけ堂々たる試合運びで勝利すると
流れを呼び込みダブルス(上野、和田組)も接戦を制し、更に新人の宇仁田が落ち着いたプレーで勝利しました。33のラスト勝負
では小澤(3年)が本来の実力を発揮しチームも勝利でスタートを切る事が出来ました。

 

  龍谷大戦(6-1)
トップを任せた黒羽(2年)が1セット目大逆転し、あとは期待通りの試合内容で勝利すると、上野(4年)も相手エースを破り、
優位に進める事が出来ました。後半では新人の奥山も初勝利をあげました。

 

  近畿大戦(3-4)
トップの黒羽の勝利でチームメンバーに火をつけ、3番の宇仁田が持ち味の粘りあるプレーで大金星をあげると、ダブルス(上野、
和田組)が関西チャンピオン、全日本ランクペアを破り、チームも31であと1点まで追い込みました。後半のシングルスは久野、
小澤、和田(2年)でしたが 、それぞれ善戦(久野、和田は第1セット先取)はしたものの勝利には結び付かずチームも大逆転
負けを喫しました。

 

  関西大戦(5-2)
1番、2番が破れ苦しい展開でしたが、3番の宇仁田が相手のエースに逆転勝ちすると、ダブルス以下が流れに乗り全て勝利し
チームも逆転勝ちしました。なお仲田(2年)がリーグ戦初勝利をあげる事が出来ました。

 

  同志社戦(4-3)
トップの宇仁田は相手のエースに逆転負けはしたもののフルセットの素晴らしい試合内容で次に繋げる事が出来ました。2番上野、
3番小澤は順当に勝利し、勝敗のカギとなるダブルスは前日の好調さを維持し勝利して大きなポイントをあげました。後半で2点は
落としたもののラストの和田がしっかり責任を果たしました。

 

  立命大戦(3-4)
トップの黒羽は破れましたが2番の上野がキャプテンの意地で大接戦を制し、3番の小澤に繋ぎましたがフルセットの末大逆転
負けしました。次の勝敗のカギと思われるダブルスはここまで5戦全勝できており大きな期待がかかりましたが惜しくも初黒星
をつけられました。後半のシングルスでは、宇仁田、和田は勝利したものの奥山が破れチームも敗戦となりました。

 

  天理大戦(4-3)
今まで好調だったトップ宇仁田、2番小澤、3番上野がそれぞれフルセットの大逆転負けでまさかの剣が峰に立たされました。
ダブルスを何とか取ると5番久野、6番黒羽がプレッシャーに負ける事なく好ゲームで圧勝し、最も信頼の厚いラストの和田に
繋げると部員全員の期待通り大きな勝利をあげてくれました。

 

「総括」
リーグ戦の結果は近大が最終日の立命戦も大接戦ながら勝利し7回連続優勝、2~4位は立命館、関学、同志社が5勝2敗同士で
並び最終的にはセット数まで計算し、関学は3位となりました。秋のリーグ戦では更に上位を目指し技術的にも精神的にもレベル
アップしたいと思います。

 

 

尚今回もたくさんのOB、OGや選手のご家族が応援に来ていただき有難うございました。特に往年の全日本プレーヤーの
昭和34年卒の木田吉昭大先輩が最終日に試合会場に来られ試合終了後現役に熱いお言葉をいただき感謝に堪えません。又つい
最近まで仲間だった昨春、今春卒業の超若手OB、OGがたくさん応援に来てくれた事は現役にとっても大きな励みになり私
も大変嬉しく思いました。

 

810日~13日には川口大先輩の熱い思いと取り計らいで地元の兵庫県神埼郡のグリーンエコー笠形に於いて
秋のリーグ戦に向け夏季強化合宿を行いますので遠路ですが是非ご指導、ご支援を宜しくお願い致します。

 


~ 男子フォトギャラリー ~





経済学部2回生 黒羽直也(東山高校出身)が関学スポーツの記事に掲載されました!



“粘りの卓球で流れを作った”黒羽

 

516日付の関学スポーツ号外で春リーグ戦の第2日目対龍谷大戦のトップで活躍した

黒羽君の記事が「“粘りの卓球で流れを作った”黒羽」のタイトルで掲載されましたので紹介いたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 









(関学スポーツ516日号外の転載)

        記事の内容

                               粘り勝ち

 勢いを与える白星となった。トップを任された黒羽が苦戦しながらも相手エースにストレート勝ちし、関学を勝利に導いた。
 序盤は不調だった。第1セットで先制点を奪われ、一時は大きく点差が開いた。しかし、5連続得点で一気に逆転、盛り上がる関学だが、相手も意地を見せジュースに持ち込まれてしまう。厳しい攻防が繰り広げられる中、黒羽は冷静さを失わず台から外れた球を見極め一歩リード。最後はスマッシュを決め14-12の接戦を制した。
 勢いそのままに第2セットも勝利を収めると第3セットもリードして試合を進めていく。
終盤、相手に追い上げられるもラリーで打ち勝ち、そのまま逃げ切ってストレート勝ちを決めた。
 「自分の白星でチームの勝利に貢献できてよかった」と黒羽は笑顔を見せた。チームを思う気持ちが今回の勝利に結びついたのだ。

 

 

 

 

 

 

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