リーダースキャンプに参加して学んだこと

卓球部副将 商学部3回生 荒木 大河

2007年度関西学院大学体育会リーダースキャンプに参加させて頂きありがとうございました。原田隆史先生の講義や他の部の幹部の方々と意見交換をし合い交流できたことは、残りわずかではありますがこれからのクラブ運営に大きく役立つものとなったと実感しています。

原田先生の講義では、「リーダーはどうあるべきか」ということについて考えました。多くの内容を学び、私が最も印象に残った言葉は『言葉には従わないが行動に従う』というものです。この言葉を知り、私は今までの自分の行動・態度を振り返りました。そして、反省すべき点を数多く発見でき、このままでは部員がついてこないことを自覚しました。この言葉は、試合の応援・練習態度・練習場の掃除・挨拶・時間厳守・礼儀など全ての行動に通ずると思います。自分では気づかない欠点を後輩達はよくみています。そこでまず、指導の前に自分から治すことが必要であり、それを行動に示すことが重要であると思いました。この言葉を自分自身のスローガンにし、今はもちろんのこと、これからの卓球部のためにも引き継げられる位の良い土台作りに一生懸命励んでいきます。

班別・役職別討議では、他の部の事情や考えを聞くことができました。それぞれ部には悩みがあり、また、部の方針も異なり、そこで意見を出し合い、それを聞くことによって共感させられるところが数多くあり、熱い気持ちがとても感じられました。そして、私はもっともっと努力しなければならないし、努力できると感じました。

これらの講義や班別討議、幹部間の話し合いを通して、副将として、私はどうあるべきか考えました。副将は主将ではありませんが、時には主将として行動しなければならないことがあります。普段から多くのことを主将任せにしていては、いざという時に良い判断を下せません。つまり、副将は主将のサポートはもちろんのこと、自分が主将だというくらいの意気込みが必要となる重要な役職だということに気づきました。

また、『言葉には従わないが行動に従う』という言葉を実行するためには、私が、弱音を絶対に吐かず・プラス思考であり・言葉を考え・継続する力を持ったリーダーにならなければ誰もついて来ません。

 私はこれまで述べてきたこと、それ以外にリーダースキャンプで感じたことをこれからの努力の源として頑張っていきます。そして、ここで学んだことを必ず実行します。


リーダースキャンプ感想

卓球部副将 総合政策学部3回生 瀧澤友悠

リーダースキャンプは大変貴重な体験であった。それぞれの部活のリーダーが集まっているので、皆しっかりとした意見を持っており自分にとって、とてもよい刺激になった。非常にたくさんのことを学ぶことができたが、その中でも2つの大きな収穫があった。

1つ目は原田隆史先生の講義を聞けたことである。原田先生からチーム作りのノウハウやチームリーダーのあるべき姿を学ぶことができた

その中でも最も印象に残っているのがサッカーの日本代表の監督を務めたオシム監督の話で『勝ってから戦う』という言葉がとても印象に残っている。これは選手としても、またチーム作りでも当てはまることだと思う。1部昇格、または1部で活躍するチームはどんなチームか。こうすれば必ず1部で勝てるチームになるというプランを立てて、それを元に実行していくという『道』作りの必要性を学んだ。原田先生から学んだことを自分たちの部活にどういう形で反映させていくのかが今後の課題である。

2つ目は役職別で話し合う会議で、他の部活の意見が聞けたことである。とても参考になり、また刺激をうけた。副将という立場は主将や主務と違って仕事の役割がはっきり決まっていない。それだけに自分の役割というものをしっかり把握しておかないと、結局自分がチームにとって何をしているのかわからなくなってしまう。そうなると主将への負担が大きくなる。仕事内容がはっきり決まっていない分、「自分はこれをやる」という明確な役割を持っておく必要がある。また、主将、幹部とのコミュニケーション不足にも気づくことができた。主将は副将である自分に何を求めているのか。今までこのことを曖昧にしてきた。自分で考える副将の役割と主将、幹部が求めている副将の役割、この2つを組み合わせることが部活動の運営を円滑にする上で必要となってくる。

最後にリーダースキャンプでは卓球部の主将、主務、女子リーダー、副将がそれぞれ考えていたことを話し合うよい機会となったと思う。今までいかにぬるま湯に浸かっていたのかということを実感でき、これからのチーム作りに大いに役立ったキャンプであった。


リーダースキャンプに参加して

卓球部主務 法学部3年生 北井健太

「心と勝負」私は昨年のリーダースキャンプの決意表明の際、この言葉を色紙に書きました。今年一年を振りかえり、心に勝てたのかどうか。そのことを確認し、そして今後よりよいリーダーになるためにはどうすればよいかを考えるきっかけとして、このキャンプは大変有意義なものであったと思っております。今回のリーダースキャンプは主にメンタル的なことを中心に体育会のリーダーとは何であるか、どうあるべきかについて、原田隆史氏の講演を聞き、各部のリーダーと討論を交わしました。強い選手、実力が向上している選手ほど、目標に向け真摯に努力し、空いている時間にトレーニングを行うなどして私生活においても常に競技が中心になっており、彼らはプロの心の持ち主であると感じました。今後のチームつくりを考えていく時、私は卓球部のリーダーとして、スクールモットーであるを具現化した人間形成をチームに行わなくてはならないと考えています。

最終日の決意表明のときに私は「道」という一文字を自分の今年の決意表明として、リーダー達の前で発表し、この上ヶ原に帰ってきました。リーダーとして、チームが一部昇格、そして一部上位を達成できるような「道」を創る。そしてそれは次の世代へ続かせていかなければならない「道」である。このような「道」を創ることが、主務二年目の、そして私にとって体育会最後の一年となった年に課せられた使命であるとこのリーダースキャンプを通じて強く感じたからです。リーダースキャンプに参加させていただき、関西一、日本一を狙う多くのリーダーと話をさせていただく中で、彼らは、目標が達成できると100%信じて、そして命をかけて日々鍛錬を重ねていました。そして同時に古豪復活という目標を自分は命をかけて取り組めているのだろうかと自分に問いかけてみたときにまだまだ足りないと言うことも強く痛感しました。私はこの一年間、古豪復活という目標に全身全霊をもって取り組み、関西学院大学体育会卓球部の名を背負う主務として関西一、日本一のチームをつくることを誓います。最後になりましたがこのような交流の場を設けてくださった体育会本部の皆様、関西学院大学学生課の皆様、私たちとともにリーダースキャンプに参加してくださった立命館大学体育会、関西大学体育会の皆様に厚く御礼を申し上げます。


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