平成21年度秋季リーグ戦の総括(男子)
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関西学院大学卓球部
総監督 相川雄二
男女共大いなる希望を持って臨んだリーグ戦だったが、男子は6位、女子は最下位で二部降格の憂き目にあった!色々な想いが交錯したリーグ戦だった!又、関係者とも協議の上再スタートを期したい。
(総括)
・連日多くのご父兄、OB、OGが応援に来て頂いたことは、大変な期待感があったからだと思う。
・期待を裏切って誠に申し訳ない気持ちで一杯だ。
・総じて男子はGUTS、女子は技量と駒不足。
・男女共リーグ戦前は、新型インフルエンザと前期試験で十分な練習出来ず。夏合宿も出来なかったことも痛い。
・関学は男女共文武両道の金科玉条の美名のもと練習の絶対時間が少ない。ましてや我々の時代のように全日本級のランク選手がおらない実態からはチームメイトに闘争心ない。又、卓球の技術習得には時間がかかることからは、練習の絶対量を増やし、厳しい自己鍛練必要。(特に授業のある平日)
・今、関学卓球部に必要なのは、目線を高く、厳しく自己を律することが出来る部員を一人でも多く輩出することだ。
・過去の関学卓球部の名手は、紛れも無く自己鍛練に厳しかったのは歴史が証明している。
・推薦入学者は奮起して欲しいし、強くなる義務もある!
・豊富な練習量は、試合での闘争心を駆り立て易々と諦めない。(あの関大戦の男子のように)
(男子)
・7戦のうち6戦が3対4(4敗)、4対3(2勝) 全体の6位だったことは、春季リーグと変わらない順位。
・村上レベルがもう一人おれば?2位辺りだったろう。
・技術的なことはHPで公表出来ぬが、新規性が発揮出来ず平凡な戦術に終始。
特に、最近の技術的トレンドとはいえ、クロスしか返球出来ないバックハンドドライブの多用は全く効果ない。(東京から応援に来て頂いた遠山OBからも強い指摘あり)
ダブルスを含み足でかせぐフオアハンドのパワードライブ、カウンタードライフ ゛の比率を高めないと!来春も同じ結果(以前から指摘済み)
・気力、GUTSと言う面 に於いても、関大戦のファイト振りを発揮出来ていればもう2〜3戦は勝っていたと確信する。力があるのに!
・これは、リーグ戦前には新型インフルエンザ、前期試験で約一ヶ月フリー練習で全員で纏まった練習出来ず団結力が培われなかったことも一因。来年以降個別管理の指導必要と痛感。
・卓球は、アメフトやラグビーのように季節限定の団体戦でなく個人的技量の要素が勝敗に大きいと見誤りがちだが、リーグ戦のような団体戦前は特に留意必要と反省している。
・最終戦の関大戦は、負ければ二部降格という断崖絶壁に立たされたが、気力で関大を上回り何とか一 部残留の6位に踏み留まった。(が、6位なんて!)OB、OGも心配の余り20数名応援にきて頂いた ことも選手を奮い立たせた。
やれば出来るのに! 返す返すも残念。
しかし、関大の主将、祢屋(ねや)選手には関学は負け続け! しかも彼は会場での挨拶やフェアプレイ精神等素晴らしい選手で、敵ながらアッパレ!で彼には全ての面で完敗した印象。同志社の河合選手もスポーツマンシップに溢れた良い選手だった。軸となる選手、主将の一挙手一投足は影響力 大きい。関学も学ばなければ!
・来年、関学の主力は残留だが、現三年生が就職活動で十分な練習出来るかどうか?も懸念材料。
そういう点からは現二年生、一年生がもう一段も二段もレベルアップしないと又同じ轍を踏む!
・幸いにも現一年生数名は大きく伸びる可能性もあるし、夢もある。
・今年は男女春季、秋季リーグ共不本意な成績でご父兄、OB、OGのご期待にそえず申し訳ない結果だった。来年は捲土重来を期したい。